2024年11月1日
つくば市では、外壁塗装などのリフォーム工事をすると最大10万円の補助金が支給されます。
ただし、申請時期や工事業者の条件など、いくつかの要件を満たす必要があり注意が必要です。
本記事では、リフォーム補助金の申請条件や手続きの流れ、申請時の注意点まで、失敗しないためのポイントをわかりやすく解説します。
補助金を確実に受け取るため、ぜひ外壁塗装を検討する際の参考にしてください。
このコラムのポイント |
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Contents
つくば市で外壁塗装リフォームに使える補助金
つくば市では、住宅のリフォーム工事を支援する「つくば市安心住宅リフォーム支援補助金」を実施しています。
外壁塗装や屋根のリフォーム工事も補助金の対象となっており、工事費用の一部が補助されます。
今年度分の受付をは終了していますが、2025年度以降の継続が予想されているため、どのような条件で補助が受けられるのか、詳しく見ていきましょう。
補助金の種類と支給額の上限
つくば市安心住宅リフォーム支援補助金は、対象となるリフォーム工事費用の10%が補助されます。
ただし、補助金の上限額は10万円までとなっているため、200万円の工事を行っても補助金額は10万円です。
補助金額の計算方法は以下の通りです。
【補助金額 = 補助対象経費 × 補助率(10%)】
※補助金額に1,000円未満の端数は切り捨てになるので注意しましょう。
対象となるリフォーム工事の範囲
工事を依頼する前に、補助金の対象となる条件を確認しましょう。
項目 | 内容 |
工事費用の条件 |
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対象となる外装工事の例 |
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これらの条件をすべて満たす工事であれば、補助金の申請ができます。
工事を検討される際は、まずは施工業者に条件を確認することをおすすめします。
2024年度の申請受付期間
つくば市安心住宅リフォーム支援補助金事業は今年度分の受付を終了しています。
しかし、2025年度以降の継続が予想されているため、参考として2024年度の申請上限件数などをご紹介します。
つくば市で外壁や屋根の塗装を検討している方は、最新情報をご確認ください。
【申請期間と受付件数】
- 第1期 5月9日〜7月31日:50件
- 第2期 8月1日〜11月29日:52件(※申請上限が2件引き上げられました)
今年のように申請額が予算に達した時点で受付が終了となりますので、補助金の利用をお考えの方は、早めのリフォーム計画と専門業者への相談をおすすめします。
神山では、一級塗装技能士をはじめとする国家資格保有スタッフが、ご自宅の状態を丁寧に診断させていただきます。
補助金申請のタイミングや必要書類など、お気軽にご相談ください。
つくば市でリフォーム補助金を受けられる条件
つくば市安心住宅リフォーム支援補助金を利用するためには、申請者本人と住宅の両方が条件を満たす必要があります。
また、施工業者の選定にも条件があります。
条件をひとつでも満たさない場合は、補助金を受けとれないので、申請前に必ず確認しましょう。
補助金の対象となる方
補助金を申請できるのは、以下の条件をすべて満たす方です。
- 市内に対象物件を所有し、その物件に居住している
- 市内に住民登録がある
- 市税を滞納していない
- 過去にこの補助金を受けたことがない
とくに注意が必要なのは、対象物件に実際に居住していることと、市税の滞納がないことです。
賃貸に出している物件や別荘として使用している物件は対象外となります。
対象となる住宅の条件
住宅については、以下の条件をすべて満たす必要があります。
【基本条件】
- つくば市内に所在する住宅であること
- 居住用の部分があること(事務所や店舗のみは対象外)
- 不動産業者が所有する物件は対象外(自己居住用は除く)
- 過去にこの補助金でリフォームしたことがない住宅
【耐震性に関する条件】
- 昭和56年6月1日以後に建築確認を受けた住宅
- それ以前の住宅の場合は、耐震診断で安全性が確認できること
過去につくば市安心住宅リフォーム支援補助金の交付を受けている住宅は、年度が変わっても2回目の補助は受けられないので注意しましょう。
施工業者の選定条件
工事を依頼する業者は、以下の条件を満たす必要があります。
法人の場合
- 市内に本店があること
- 建設業法の規定による建設業の許可を受けていること
個人事業者の場合
- 市内に住所があること
- リフォーム施工の実務経験が原則10年以上あること
業者選びは補助金申請の大切なポイントです。
市外の業者に依頼すると補助金の対象外になります。
つくば市を拠点とする神山は、補助金申請において豊富な実績があります。
現地調査・お見積りを無料で承っており、お見積り内容にご納得いただけない場合でも費用は一切発生いたしませんので、まずはお気軽にご相談ください。
つくば市のリフォーム補助金の申請手順
つくば市安心住宅リフォーム支援補助金の申請から補助金受け取りまでには、複数のステップがあります。
手順を間違えると補助金が受け取れなくなる可能性もありますので、事前に確認しておきましょう。
業者に見積もり依頼
最初のステップは見積もり依頼です。
見積もり依頼は補助金交付の条件である”つくば市内に本店をかまえる”業者にお願いしましょう。
また、補助金申請の経験が豊富な業者であるか事前に確認することも大切です。
補助金申請の経験が少ない業者に依頼した場合、申請書類の準備に予想以上に時間がかかり工期が延びるリスクがあります。
外壁塗装の見積もりチェックポイントについて、以下で解説しています。
関連コラム:外壁塗装見積もりのチェックポイント|信頼できる業者選びのコツも
申請前の準備・交付申請
補助金申請には複数の書類が必要となります。
必要書類の一覧は以下の通りです。
【基本書類】
- つくば市安心住宅リフォーム支援補助金交付申請書
- 住宅の所有者および建築年月日を確認できる書類
- 建築確認を受けた日を確認できる書類
- リフォームの見積書の写し(明細がわかるもの)
- 住宅全体および施工箇所の施工前の写真
【条件に応じて必要な書類】
- 耐震性証明書類(昭和56年6月1日より前の建築の場合)
- 共有者全員の同意書(共有名義の場合)
- 施工業者の経歴書(リフォームを請け負う者が個人事業者の場合)
準備が整ったら書類一式をつくば市の窓口へ提出します。
書類に不備があると再提出が必要になりますので、提出前にすべての書類をしっかりとチェックしましょう。
つくば市から交付決定の通知が届いたら、ようやくリフォーム工事に着手できます。
決定通知が届く前に工事を始めてしまうと、補助金を受け取れなくなりますので要注意です。
工事後の報告・請求
工事完了後20日以内に実績報告が必要です。
実績報告に必要な書類は以下の通りです。
- つくば市安心住宅リフォーム支援補助金実績報告書
- 工事の請負契約書または請書の写し
- 支払いを証明する領収書(明細がわかるもの)
- 施工箇所の施工後の写真
補助金交付額が確定したら「つくば市安心住宅リフォーム支援補助金交付請求書」を提出します。
その後、市で入金処理が行われ、登録した口座に補助金が振り込まれます。
つくば市のリフォーム補助金利用時の注意点
つくば市安心住宅リフォーム支援補助金を利用する際は、以下3つのポイントに注意しましょう。
- 工事着手前の申請が必須
- 補助金は工事後に支払われる
- 申請内容に変更があった場合は手続きが必要
工事着手前の申請が必須
補助金の申請は、工事着手前に行う必要があります。
工事をスタートさせてから申請しても、補助金は受けられません。
必ず工事開始予定日の14日前までに申請してから工事を進めましょう。
補助金は工事後に支払われる
補助金は工事前ではなく、工事完了後に支払われます。
つまり、施工業者への支払いは通常通り工事の進捗に応じて必要で、一時的に全額を自己負担する必要があります。
申請内容に変更があった場合は手続きが必要
補助金の申請後に工事内容に変更が生じて、申請内容にも変更が生じる場合は、事前に市への手続きが必要です。
必ず市の承認を得てから変更内容を実施しましょう。
承認を得ずに勝手に工事内容を変更すると、補助金が受け取れなくなる可能性もあります。
神山では、一級塗装技能士をはじめとする国家資格保有スタッフが、工事内容を丁寧に見極め、変更の必要がないよう適切な施工計画を立てさせていただきます。
補助金申請に関する変更手続きなども、ご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
まとめ
つくば市の外壁塗装リフォーム補助金は、工事費用の10%(最大10万円)が補助される制度です。
補助金の申請は複雑に感じるかもしれませんが、申請に慣れた業者に依頼することで書類作成から申請までスムーズに進められます。
ご自宅の外壁塗装を検討されている方は、まずは市内の信頼できる業者に相談してみることをおすすめします。
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