はじめに
まず知っておいてほしいことですが、塗替えは建物の印象を変えるだけではないということです。
もちろん美観を保つという目的もありますが、本来建物の劣化を防いで寿命を延ばすことが一番の目的なのです。
当然ですが建物は常に厳しい環境条件下にさらされています。そのため塗膜の劣化は建物が傷むのを早める直接的な原因になりますので、早めの点検や塗替えが大事になってくるのです。
塗替えのメリットと重要性
1. 保護
屋根や外壁は直射日光に長時間さらされ紫外線や雨風によって年々ダメージを蓄積します。そのダメージから建物を守っているのが塗膜なのです。
塗膜とは塗料が乾燥して膜状になったものを指します
塗膜がなければ建物の劣化がはやくなってしまい、放置していると必要以上の修繕費がかかってしまい塗装工事だけで済むはずのものが無駄な工事に多くのお金を払ってしまうことになりかねません。
2. 美粧性向上
家は建ててから10年もしないうちに外壁が自然に汚れてしまい色褪せてきます。場所によってはこけが生えてしまうこともあります。
こんな時に新築時の輝きを取り戻すことができるのが外壁塗装なのです。
また家を塗りなおすということは資産価値の向上にもなり、新築時のきれいな状態にもどすことはもちろん、当初とは違うデザインにして気分を一新することもできます。
3. 建物性能の向上
最近の塗料は汚れがつきにくいものや藻やカビの発生を防ぐもの、また家自体の断熱性能をあげるもの等たくさんの塗料があります。
そういった塗料を使うことでメンテナンス費用や光熱費を抑えることにつながります。
例えば遮熱・断熱塗料を使うことで夏場の室内温度が2~3℃低下するといわれているので、真夏の最高気温が35℃を超えてくるような日本ではそういった効果は見逃せません。
塗替えのデメリットと解決策
ここまで塗替えのメリットと重要性をお伝えしてきましたが、メリットがある以上デメリットも確実に存在します。
ここからは外壁塗装のデメリットとその解決策を考えていきましょう。
費用が高い
まず塗装工事のデメリットで真っ先にこれを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?そうです。塗替えのデメリットはこれに尽きます。むしろこれしかありません。
塗装工事は決して安くはない金額がかかってきます。家の大きさや塗料によっても変わってきますが、一般的に外壁から屋根まですべてぬりかえたとして80~120万くらいが相場の価格です。この金額をなんの迷いもなく出せる人はごく少数でしょう。 しかし家を建てた以上はどこかで塗替えをしなければいけないタイミングがやってきます。その時になって「こんなはずじゃなかった」とならないために費用をできる限り下げる方法を考えてみましょう。
解決策1・・・地方自治体で用意している補助金・助成金制度を使う
住宅の塗替えを行う際にぜひ活用したいのが、各自治体で行っている補助金・助成金制度です。例えば令和3年度の茨城県つくば市の場合で最大10万円の補助が受けられました。10万円の差は大きいですよね? ただし補助金にも上限の枠が設けられているため、早めの計画をしておくことが大切です。
解決策2・・・中間マージンを考える
外壁塗装において中間マージンは費用を高くさせる最大の原因です。
住宅はリフォームをして長く住む時代だからこそ、無駄な出費を一切無くして、費用を抑えながらメンテナンスをしなければいけません。
しかし、中間マージンを知らない場合、いつの間にか無駄な費用を払っていることもあるため気をつけなければいけません。
このように間に入る業者が多くなればなるほど、中間マージンが増えていき無駄な費用を払っていることになります。そうならないために、地域密着の外壁塗装専門業者に依頼することが費用をおさえるコツになるのです。
まとめ
本記事では屋根・外壁塗装の重要性やデメリット等について紹介してきました。
塗替えのメリットや重要性としては
- 建物の保護
- 美粧性の向上
- 建物性能の向上
等を紹介してきました。
これらのことからもわかるように、建物にとって塗装とは必要不可欠な工事でありそれに関わるデメリットは「費用が高い」しかありません。
この費用の負担を少しでも減らすために
- 地方自治体で用意している補助金・助成金制度を使う
- 地域密着の外壁塗装専門業者に依頼する
です。
以上のことを踏まえ屋根・外壁塗装工事の重要性を理解した上で失敗しない塗装工事を行うためにも、しっかりと住まいの診断をしてくれる地域密着の外壁塗装専門業者、そして、高い技術を持ち、施工の品質にこだわりのある塗装業者にご依頼いただくことをおすすめいたします。
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