「外壁塗装のお金がない」ときの7つの解決策｜費用相場、失敗しない業者の選び方も解説

2025年7月15日

「外壁塗装の時期だけど、まとまったお金がない」「費用がネックとなり、つい先延ばしにしてしまう」

そんなお悩みをお持ちではないでしょうか。

外壁塗装は決して安い工事ではありませんが、費用負担を軽くして、無理なく実施する方法があります。

本記事では、茨城県つくば市・土浦市で豊富な塗装実績を持つ『神山』が、その具体的な方法と賢い計画の立て方を解説します。

費用への不安を解消し、大切なご自宅で長く安心して暮らすために、ぜひ最後までご覧ください。

外壁塗装の費用を捻出・削減する7つの方法

まず、外壁塗装の費用を捻出・削減するための具体的な方法を7つ解説します。

費用がないと諦める前に、これらの方法を検討してみてください。

相見積もりで適正価格を知る

まずは、複数の業者から見積もりを取る相見積もりを行いましょう。

1社だけの見積もりでは、その価格が適正なのかを判断できないためです。

複数の業者を比較することで、ご自宅の工事内容に見合った費用相場が分かり、不当に高い業者や、安すぎて手抜き工事が疑われる業者を見抜くことにつながります。

国や自治体の助成金・補助金を活用する

お住まいの自治体によっては、外壁塗装工事に対して助成金や補助金が支給される制度があります。

特に、遮熱効果や断熱効果のある塗料を使った「省エネリフォーム」が対象となるケースが多くあります。

例えば「つくば市安心住宅リフォーム支援補助金」など、お住まいの地域でも対象制度がないかご確認ください。

〈参考〉つくば市｜つくば市安心住宅リフォーム支援補助金

火災保険が使えるか確認する

外壁の傷みが台風、強風、雪、雹（ひょう）などの自然災害によるものであれば、ご加入の火災保険が適用される可能性があります。

契約内容によって補償範囲は異なりますが、一度ご自身の保険証券を確認してみましょう。

神山でも、保険適用のための調査や書類作成のサポートを行っておりますので、お気軽にご相談ください。

関連記事：外壁塗装に火災保険は使えるの？申請の手順や詐欺の手口についても解説

リフォームローンで月々の負担を軽くする

手元にまとまった資金がなくても、リフォームローンを利用すれば工事が可能です。

銀行や信販会社が提供しており、月々の返済額を抑えながら、計画的に支払いを進めることができます。

金利や審査基準は金融機関によって異なるため、ご自身の状況に合ったローンを選ぶことが大切です。

工事内容や塗料の仕様を見直す

予算が限られている場合、工事の優先順位をつけるのも一つの方法です。

例えば、特に劣化が激しい面だけを先に塗装したり、今回は価格を抑えた塗料を選び、次の塗り替えで高耐久なものを選ぶなど、長期的な視点での計画も立てられます。

施工業者と相談しながら、最適なプランを見つけましょう。

工事の時期を調整する（閑散期を狙う）

塗装業界には、工事が集中する繁忙期（春・秋）と、比較的落ち着く閑散期（梅雨・冬）があります。

もし工事をお急ぎでなければ、業者のスケジュールに余裕がある閑散期を狙って相談することで、価格交渉がしやすくなる場合があります。

支払い方法を業者に相談する

業者によっては、クレジットカード払いや分割払いに対応している場合があります。

資金計画について正直に相談することで、柔軟な支払い方法を提案してくれる可能性があります。

外壁塗装の先延ばしが招くリスク

費用を捻出する方法が分かったところで、次に「なぜ今、塗装が必要なのか」を改めて解説します。

問題を先送りにすると、以下のような深刻な事態を招く可能性があります。

雨漏りや構造体の腐食につながる場合がある

ひび割れや劣化した塗膜を放置すると、そこから雨水が建物内部に浸入します。

湿気は構造体である木材を腐らせ、鉄骨を錆びさせるなど、家の寿命を大きく縮める原因となります。

結果的に修繕費用が高額になる

初期の塗り替えであれば100万円程度で済んだはずが、雨漏りによって内部の修繕まで必要になると、費用は200万円、300万円と膨れ上がってしまうケースも珍しくありません。

関連記事：外壁塗装を20年してない家はどうなる？劣化や雨漏りなど状況別の対処法と費用相場

家の資産価値が低下する

外壁の劣化が進んだ家は、美観を損なうだけでなく、建物の耐久性が低いと見なされます。

その結果、将来お住まいを売却する際の査定額にも大きく影響します。

外壁塗装費用の内訳と相場

「外壁塗装は高額」というイメージがありますが、その費用には一つひとつ明確な理由があります。

何にいくらかかるのかを正しく理解し、提示された見積もりが適正かを見極めましょう。

外壁塗装の費用内訳

外壁塗装の費用は、主に以下の項目で構成されています。

見積書を見る際の参考にしてください。

【坪数別】外壁塗装の費用相場

一般的な戸建て（2階建て）の坪数ごとの費用相場は以下のとおりです。

ご自宅の大きさと照らし合わせ、おおよその予算を把握するための目安としてご活用ください。

※上記はあくまで目安であり、お住まいの形や劣化状況、使用する塗料によって価格は変動します。

神山では、プロの目でしっかり診断し、お客様に最適なプランと詳細な見積もりをご提案します。

費用で失敗しないための信頼できる塗装業者の選び方

費用の相場を知った上で、次に最も重要になるのが「どの業者に依頼するか」という選択です。

業者選びを間違えると、費用も品質も大きく変わってしまいます。

【注意】「お金がない」という弱みにつけこむ悪徳業者の手口

残念ながら、お客様の「お金がない」という弱みにつけこむ悪徳業者が存在します。

以下のような手口には絶対に注意してください。

• 「今だけ」「モニター価格」など、大幅な値引きで契約を急がせる。
• 「火災保険を使えば無料で工事できる」と断定的な言い方をする。
• 見積書の内訳が「一式」ばかりで、詳細な説明をしない。
• 事前のアポイントなく訪問し、その日のうちに契約を迫る。

優良業者を見抜く4つのチェックポイント

では、どうすれば優良業者を見つけられるのでしょうか。

以下の4つのポイントを、簡単なチェックリストとしてご活用ください。

• 詳細な見積書： 塗料名や塗装面積、各工程の単価が明記されているか。
• 丁寧で分かりやすい説明： こちらの質問に対し、専門用語を使わずに丁寧に答えてくれるか。
• 地元の施工実績が豊富：地元での評判が良く、具体的な施工事例があるか。
• 充実したアフターフォロー：工事後の保証や定期点検の有無がしっかりしているか。

外壁塗装Q&A

最後に、外壁塗装をご検討中の方からよく寄せられるご質問とその回答をご紹介します。

DIYで塗装すれば、費用を節約できますか？

A. 専門的な技術と安全管理が必要なため、おすすめしません。

主な理由は以下のとおりです。

• 危険性：高所作業には、転落などの重大な事故のリスクが伴う。
• 品質の差：塗料の性能を最大限に引き出すには、専門的な下地処理と塗装技術が不可欠。
• 余計な費用：失敗すると、ムラや早期の剥がれが起き、手直し費用でかえって高額になる可能性。

見積もり金額より高くなることはありますか？

A. 基本的に、ご提示した金額から追加料金が発生することはありません。

ただし、工事開始後にしか分からない下地の深刻な腐食など、予期せぬ補修が必要になった場合は、追加費用をご相談させていただく可能性があります。

その場合も、必ずお客様にご報告・ご納得いただいた上で作業を進めますので、ご安心ください。

外壁塗装を30年していないと、どうなりますか？

A. 建物の寿命を大きく縮める、非常に危険な状態と言えます。

• 塗膜の防水機能が完全に失われ、雨水が内部に浸入しやすくなります。
• 外壁材そのものが深く傷み、大規模なひび割れや反りが生じます。
• 結果、塗装だけでは済まなくなり、外壁の張り替えなど、費用が数倍に膨れ上がる可能性があります。

外壁の色で「やめた方がいい色」はありますか？

A. はい、汚れや色あせなどの観点から、選ぶ際に注意したい色があります。

• 汚れが目立つ色（真っ白・真っ黒）：白は雨だれの黒ずみ、黒は砂埃などの白い汚れが目立ちやすい。
• 色あせしやすい色（赤・黄など）：鮮やかな原色系は、紫外線によって他の色より早く色あせが進む傾向がある。
• 熱を吸収しやすい色（濃紺・黒など）：夏場に壁の表面温度が高くなり、室温に影響を与えることがある。

迷われた際は、汚れや色あせが目立ちにくいグレー、ベージュ、ブラウン系をおすすめします。

関連記事：汚れが目立たない外壁サイディングの色｜塗料選びのポイントを施工事例付きで解説

まとめ

外壁塗装の費用は、決して安いものではありません。

しかし、今回ご紹介したように、ローンや助成金、火災保険の活用、業者との相談などによって、計画的に進める方法は必ず見つかります。

何よりも大切なのは、「お金がないから」と問題を先送りにして、お住まいの状態を悪化させてしまう前に、信頼できる専門家に相談することです。

神山は、お客様のご予算やご希望を丁寧にヒアリングし、最適な資金計画と施工プランをご提案します。

お見積もりやご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。